ジャコウアゲハ編2002/6/2
もしあなたが道を歩いていて、ふと、こんな道端の草の刈り残しを見つけたら...
それはただの刈り残しではない。なんと、そこはともさんの管理する
「ジャコウアゲハ特別保護区」なのだ。
鳥の糞ではありません。
よく見ると、こんなのがいます。でも、この幼虫たち、さなぎになるときに道路へ出て行って、
潰されてしまうのですよね(T_T)。
道端に残る悲劇の痕跡。
君たち、命をもっと大事にしろよ。
日付: 2002-06-02 20:56:00
このページでは私のお気に入りの本を紹介します。
百物語(上・中・下) 杉浦日向子著

江戸時代が舞台の、不思議な話を集めた漫画だ。百物語といえば怪談のことなのだけど、この本の内容は「不思議な話」といった感じのものだ。よくある怪談の本なんかに不自然なほど読者を怖がらせようと意図してかえってしらけてしまうものがあるが、この本の中にはそんなものは全くない。あるのは不思議な、深いあじわいというべきものだ。
今までに何回かこの本を借りて読んでいる。読むときはいつも夜更けの布団の中。読んでいるうちに、いつしか心は本の上にあるのか夢の中にあるのかわからなくなっしまう。そうして物語の続きは延々と続いてゆくのだ。
ところで、著者の杉浦さんはNHKの番組「コメディお江戸でござる」の解説をしている人と同姓同名だが、はたして同一人物なのだろうか。
娘遍路 高群逸枝著

20台前半のころ、ある図書館で娘遍路という随筆を読んだ。大正のころ、当時24歳のうら若き娘であった高群逸枝さんが、何を思ったのか一人で四国八十八ヶ所を巡礼しようと思いたち、故郷肥後の国を出、途中なぜかヨボヨボのじいさんをお供に加え、船で愛媛に渡り、八十八ヶ所を逆周りに巡るという話だ。当時同年代であったこともあり、感銘を受けた私は、さっそく四国巡礼に出かけたことは言うまでもない。残念ながら里庄図書館には「日本の名随筆」の中にほんの少し、足摺の辺りで恐ろしい顔の人に出会ったエピソードの辺りが載っているのを見つけられるだけだ。
私も巡礼中にこのエピソードに出てくるような「恐ろしい顔」の人に出会った。その人がその後数日間、前後して見かけたのが妙に面白かった。その人も同じルートで回るから、何回も見かけたのであろう。巡礼も終わりかけのころ、高群さんが巡礼した時と同い年くらいの若い女性の巡礼者と山の中ですれちがった。その人は真新しい白衣を着てきちんとした巡礼の格好をしているのに、その整った顔に場違いにも真っ赤な口紅をさしていて、何を勘違いしているのか、道端に並んだお地蔵さん一体一体に向かってかしわ手を打っていた。私は理由もなく怖くなり、薄暗い森を抜けるまで走ってしまった。本当に怖い人とはきっとああいう人のことをいうのだろうか。いまでもあの人のことを思うたびに「この世の人だったのだろうか?」と考えてしまう。
耳袋(1・2) 根岸鎮衛著

著者の根岸さんは江戸時代の人だ。とっても偉い人だった。この人が生きているときに「根岸さん」などと呼ぼうものなら「無礼者!」と怒鳴られ、たちまち牢屋に押し込められてしまっただろう。なにしろ、根岸さんはお奉行さまだったのだから。
でも、根岸さんはほかのお奉行さまとちょっと違ったところがあったようだ。自分が見聞きしたことを丹念に記録するのを趣味としていたらしい。その記録をまとめたものが、「耳袋」だ。内容はとても多岐にわたっている。たとえば...
最近流行のファッションをした人物の図。
化け狐を逆に脅迫した勇猛な男の話。
心に留まった歌。
あきれた犯罪の手口。
仙台で捕まえられ塩漬けにされた河童の図。
墓場から掘り出されたミイラのスケッチ。
正体を見破られしどろもどろになってしまう狸の話。
江戸のいろいろな場所で水の重さを量ってみたが、なぜかそれぞれ重さが違っていた話。
出る相手を間違えて説教された幽霊の話。
などなど。実にとりとめもない、バラバラな内容なのだが、これらに共通していることは、「根岸さんの心に留まった事柄」であることだ。読んでみると、どの話にも何か心に訴えかけてくる何かを感じてふと考え込んでしまう。現代語訳でないのがちょっとつらいところだ。
ミツバチ 角田公次 著

別になんの変哲もない本だ。内容は、ミツバチの飼い方を解説している。たまたまこの本を何気なく手に取ったことで、養蜂にのめりこんでしまった。とりたててすごいことが書いてあるわけではないのだが、この本が私の人生をかなり変えたことは間違いのないことだ。何気ない出会い、大切にしたいものですね。対象がなんであっても。
日付: 2002-04-29 21:05:00
このページでは私の出会った生き物たちのエピソードを書いてあります。(一部に町内の魚屋で出会った生き物もいます)
○足長蜂に襲われる 2001/7/22
私を襲った足長蜂。蜂も「襲われた」と思ったでしょうね。
火を起こす必要があったので薪を物色していたところ、突然「ブオーン」という音とともに目の前が蜂だらけになった。年甲斐もなく大声を出して逃げました(^_^;;。しばらく走って、もういいだろうと思って立ち止まったら、ふくらはぎにチクリ(T_T)。刺されたのが1ヶ所だけで、むしろ幸運でしたかね。ふくらはぎはその後、猛烈に腫れ上がりました。
後で見に行ってみたところ、薪のそばの古バケツの中に巣がありました。これを気付かずに持ち上げてしまったのが原因でした。
○次々に主の変わる防火用水の怪 2001/7/22
現在も怪現象の続く防火用水
家の近くにある防火用水。通りかかりによく覗き込むのだが、不思議なことにここの主といえる生き物がコロコロとよく入れ替わる。この春からの主を覚えている限りで並べてみると...ブラックバス→錦鯉2尾→赤耳カメ→錦鯉(前とは違う色)→ブルーギルとなり、現在は鯉4匹が泳いでいる。
この用水は水の出入りは全くない。したがって他から生き物がやってきたり、出て行くことは考えにくい。どの生き物も大きいから、これほど短期間に育つとも考えられない。では、ここの主たちはどこから現れてどこへ去っていったのでろう。う〜ん、考えれば考えるほど謎だ。
ちなみに赤耳カメを「捕まえたろ」と思い、たも網を持って出かけたが、なかなかすばしっこくて捕獲できなかった。気がつくとメダカの群れがいたので「めずらしいなぁ。まだいたのか」とうれしくなってすくいとったところ、それはメダカではなく、ブラックバスの稚魚だった(T_T)。
ヌートリア
ヌートリアは外来の哺乳類で、水辺に住み、草食性。私の家の辺りを含む岡山県南部に多く住む動物です。一般に臆病で夜行性だと聞きます。
ある日の昼下がり。駅に行こうと歩いていました。川幅2メートルほどの小さな川沿いに歩いていると、水面をこちらに向かって泳いでくる生き物がいます。「脅したろ」と思い、「おい、」と声をかけたところ、何の反応もありません。「こら!」、と大きな声を出しても全く動じず、目の前を泳いで行きます。
「おい、なんとかいえ!おれは人間様だぞ!恐いんだぞ!!」怒鳴り声もむなしく響き渡るのみ。私のことなど全く無視して泳ぎ去って行きました。あのヌートリア、よっぽどの大物か耳が遠かったのでしょう。町内では定期的に猟友会が有害鳥獣を駆除しています。「あいつ真っ先に撃たれただろうなあ」とその道を通るたびに思い出します。
うさぎ、たぬき
最近、妻が家のすぐ近くの道で「たぬきを見た」といいます。どうせまた野良犬を見間違えたのだろうと聞き流しておきました。今年は大豆がうまく出来なかったので近所のおばちゃんの所の作柄を聞いてみると、「うさぎに葉っぱを食べられたので駄目だった」といいます。野生動物って以外と家の近くにいるらしいです。私も出会ってみたいものです。
真水クラゲ
これにもまだ出会ったことがありません。珍しい淡水産のクラゲで秋の初めに発生するそうです。記録では10年ほど前、近くの町の防火用水の中で発見されたことがあるそうです。これを見たくて、秋になると近所の池を巡る散歩をしていますが、未だに見たことがありません。
うなぎ
ある夏の雨上がりの午後、家の近くを歩いていると幅40センチほどの狭い用水路の中に黒いものが泳いでいるのがチラっと見えました。その辺りはよくカラスヘビが出るので、(ヘビか)と思って通り過ぎました。しばらく行って(!)と思い、引き返しました。頭の横にウチワのような鰭が見えた気がしたのです。やっぱりそれはうなぎでした。私が近づくと、バチャバチャっと少ない水の中を上流に向かって逃げます。上流には小さな木の板で出来た堰があることを知っていたので、追いかけて行くことにしました。
近づくと逃げる、近づくと逃げる、を繰り返すことおよそ100メートル。いよいよ堰に突き当たり、追いつめたうなぎを(食ってやる)と捕まえようとしたところ、うなぎがくるっと振り向き、私を見て口を開け、何か言いました(ような気がする)。一瞬のち、うなぎは私の手の中をツルンとすり抜け、堰の隙間から広い用水路へと逃去ってしまいました。
私の胃袋に入り損ねたうなぎ、今ごろは南の海の深海あたりまで行っているのかもしれません。
大うなぎ、海どじょう
ある晩のこと、食卓につくと、妙に大きなうなぎの蒲焼きがあります。「こいつは大きなうなぎですねえ」。今は亡き義母に問うと、「これはうなぎやない。大うなぎじゃ」といいます。話しを聞いてみると、近所の魚屋に先週ビール瓶の太さほどもある大きなうなぎが生け簀に入っていたのだそうです。今日行くとこれがさばいてあって、「珍しい大うなぎ」といって売っていたのだそうです。(それって四国辺りで天然記念物になっている別種の大うなぎのことじゃないやろか)と思いましたが、すでに蒲焼きになっていたので何も言わず食べちゃいました。 大味でした。
これと前後して、また蒲焼きが食卓に乗っているので、「今夜はうなぎですね」。と義母に問うと、「これはうなぎやない。海どじょうじゃ」といいます。そんな生き物、いたかなあ、と思いつつ試しに一口食べてみると・・・残りはすべて義父にあげました。
カメさん2匹
1996年9月17日夕刻。この時、私は妻とともに畑に出、枯れた向日葵を引っこ抜いていた。1本、2本、3本、・・・何本目かの向日葵を引っこ抜いたとき、私は思わず腰を抜かしてしまった。
「カメ、カメ!」尻餅をついて叫び続ける私に気付いて近寄ってきた妻もびっくり仰天。何と、向日葵を引き抜いた穴の中におびただしい数の子ガメが横たわっているではないか!推測するに、隣りの水田から這い上がってきた母ガメがちょうど向日葵の根元に卵を産んでしまったもののようです。
穴は埋め戻しましたが、これも何かの縁だろう、などと妻と相談し、2匹を家に連れて帰りました。2匹のカメさんたちはその後元気に成長し、私たちの人気者になりました。
去年の春(1999年)冬眠から覚めたので玄関先で水槽に入れて日光浴させました。夕方、家に入れようとしたところ、2匹とも逃げてしまっていました(ToT)。今ごろはきっと近くの池あたりで暮らしているのだと思います。おーい元気か?
日付: 2001-07-22 13:40:00
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